こんなに勉強しなきゃいけないのね・・・
通信制の大学入学に伴い、配本が行われました。
段ボールのズシッとした重みから、「こりゃ結構大変だぞぉ」と思ってはいたんですが、実際に中身を見てビックリです。
語学では、英語、フランス語、ドイツ語、東洋史、西洋史、経済学、法学、哲学、論理学、統計学と一通りの教養分野が網羅されています。
同梱資料には、過去の試験科目とその課題の一覧もあって、
■ なるほど、こんな試験をするのね
と雰囲気はつかめたんですが、これだけの事をやらないと卒業出来ない(つまり卒業するという事はこれらをクリアしたという事)はずなのに、
■ いまの新卒者の出来上がり状態はあまりにもレベルが低いなぁ
と思いました。
だって、試験課題には、
● 原価計算の概念を説明せよ とか
● プロジェクトマネージャの責任と権限について述べよ とか
思いっきりビジネス寄りの課題もあるわけですよ。
こういう試験に受かって卒業をしているはずなのに、社会人になっても
■ コスト(原価)概念を持たずに仕事をする人 や
■ プロジェクトの進め方すら知らない人
がたくさんいるわけですね・・・
なぜだ?
まぁひとつには、社会経験が無いから、具体的なイメージを掴みづらいと言うのがあるんでしょう。
私もこれを10代の頃に勉強して、今ほどすんなり腹に落ちるかと言われれば、まぁ難しいとは思います。
個人的には、この年で、この経験とスキルを持って改めて、その学問についてのフレームワークと歴史を勉強出来るというのはありがたい限りだと思っています。