勝間さん最新本書評

1週間も前に発注をしたのに、ようやく今日届いた本です。

フォトリーディングで内容をエイヤっと掴んで、その後じっくり内容確認をして1時間はなかなかリーズナブルでしょう。

感想は、ここまで細かく、漏れなく、しかもロジカルに解説をされちゃうと、若い人たちが、ビジネスの世界の中堅層と呼ばれる人たちに、追いつく時間軸そのものが劇的に変化してしまうだろうと言うことでした。

内容については、是非ご自身の目と脳みそで確認して頂きたいので、ここでは説明しません。(と言うか、この程度の本を自腹で買えないようだと、社会人として恥ずかしいですよ)

と偉そうなことを言っていますが、ここで提示されている事のうち、全てが腹に落ちていたわけではありません。「あ〜、それは分かってる」と言うのが全体の60%くらいでしょうか。残りのうち、25%は何となく分かっていたけど、ロジカルには腹に落ちていなかった、最後の15%は言われるまで全く分からなかったと言う感じです。

ですから、買って良かったですし、勉強にもなりました。
しかし一番驚いたのが、勝間さんが、「セレンディピティ」と言う単語で説明をしている、「偶然力」の部分です。

今までの著書では、「成功とはやるべき事をロジカルに積み重ね、それがある閾値を超えた時の状態だ」と言う受け取り方しか出来ないような言い回しだったんですが、本書では、和田裕美さんの著書のような言い回しで、「こころが現実世界に影響を及ぼす部分」について説明をしています。

あのロジカル思考力に、神懸かり力がついたら鬼に金棒ですなぁ・・・
この人ったら、そのうち、和田裕美さんと一緒に神社巡りでもするんじゃなかろうか(これは予言です)と思いました。

でも多くの成功者と言うのは、こういった偶然力を信じていますし、それを実体のあるものとして思考するために、神様という概念を考えたわけですね。
そう考えると、勝間さんも遂に成功者の王道を歩き始めたと言うことですね。